HAND & SOUL

HAND & SOUL「モノ」がたり 10 <木の家>


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小割をカットし、バンドソーで屋根の勾配をつけ、絵具で着色しただけの、作品とも言えないようなこの小さな木の家が、いまやHAND & SOUL の定番商品です。

そもそもは友人が住んでいたシリコンバレーのアンチックショップですっごくかわいいアーリーアメリカンのミニハウスを見つけ、すっごく欲しかったけど、あまりに高い値段がついていたのであきらめて自分で作っちゃえとつくり始めました。
クリスマスデコレーションのオーナメントとしてツリーに下げたり、プレゼントの箱の山のあいだに添えものとして飾ったりしていました。
そのうち作品展の会場に小道具として置いていたら、よく「この家売らないのですか?」と聞かれ、「いや、そんなこともないですけど…」などと応対しているうちに、いつの間にか値段をつけて一人歩きしていました。

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人はなんで「家」に惹かれるのでしょうか。
西洋の家への憧れからでしょうか。小さなものをカワイイと感じる日本人特有の感情からでしょうか。
女の子が、自分の想いをいかようにも感情移入できる、人の代替品として人形を愛玩するように「家」には、その人なりの暮らしのイメージを投影できる対象としてのシンボル的意味があるのでしょうか。
なんでこんなちっぽけな木の家に… と謎解きをしながら、ひとつひとつ、窓枠のマスキングからはみ出た絵具を版下筆で修正したり、できあがった家の絵具をサンダーでこすったりして、ピカピカつるつるの工業製品のオモチャのようににならように細かいところに結構こだわります。
ちょっと見には失敗作のように見えなくもないですが、「へたうま」という「美」もあるのだよと密かに思っているのですが…。

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木製「家」 1個 ¥1,000〜¥2,000
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by love-all-life | 2009-06-16 21:00 | 「モノ」がたり | Comments(4)
Commented by ミータン at 2009-06-18 09:45 x
はじめまして、、、
何年か前鎌倉のNABIさんで、ばあばさまとお会いした者です。
憧れの内藤三重子さんとお会いでき、感激でいっぱいでした。
 ばあばさまが現役ばりばりでお仕事されている頃、「私の部屋」の
エッセイを拝見していました。
当時20代でまだ未婚でしたが、元気いっぱいのイラストと生活の知恵的なアイデアいっぱいのお話を読むのが大好きでした。

NABIさんでは息子に優しい言葉をかけてくれたり、新潟の名産を送って頂きました。
とうじ鎌倉へ戻ったら何かお店をやりたい、、そんなお話をお聞きしていたので、こちらを知りさっそくコメントさせて頂きました。
横須賀線の終点近くに住んでいるので、いつかお店に伺いたいです。
ばあば様にお会いできるのを楽しみにしてます。

長文失礼致しました
Commented by love-all-life at 2009-06-19 10:28
ミータンさんへ
お便りありがとうございました。お久しぶりです。
ご子息さまはお元気ですか?
私もすっかりオバーサンになりました。
急にお店が実現することになり多少とまどっています。
6月22日〜7月1日までは旅行のため休業とさせていただきますが、それ以後は、金・土・日と店を開けていますので、お散歩がてらお立ち寄りいただけたら幸いです。 内藤三重子
Commented by ミータン at 2009-06-20 13:03 x
わぁ~~お返事ありがとうございます!

息子HNムーミンも元気です!!
電車大すきは相変わらずで、、あちこち出かけています。
 ブログで紹介していますので、お時間のある時にでも見て下さいね。
 親子二人の珍道中ばかり(笑)

私の部屋当時のやんちゃ息子さん達の協力で、お店が完成したんですね、、
 お店の出来上がる経緯を読んで、つくづく年月の流れを感じます。

私も5・3・1歳の三人の孫のおばあちゃんになりました。
 少しでも自分の手作り品をプレゼントしたいと思っているのですが、なかなか難しいです。

旅行、、お気をつけて行ってらっしゃいませ!!
帰ったらお土産話を聞けるのを楽しみにしてますね。
Commented at 2009-07-10 19:29 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。