HAND & SOUL

アメリカ旅行報告

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10日ほどアメリカに行ってきました。
サンディエゴの近くに嫁いでいる妹の親族を訪問するのが目的ですが、+西海岸の観光をちょっぴりという旅でした。
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訪れたのはサンディエゴから小1時間、エスコンディドという町の、そのまたはずれの高齢者専用の美しい居住地域です。「シャンペン・ビレッジ」という村の名は、かってその村づくりに関わったローレンス・ウェルクという、ラジオ時代からTVに移行する1950年代頃を中心に活躍したポップ・ミュージックの巨人が奏でた「シャンペン・ミュージック」に因んでいます。
乾ききった小高い山に囲まれたビレッジ一帯は、茂る巨木の木陰に家々がそれぞれのエクステリアを凝らすオアシスといった風情です。
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季節の花ジャカランダをはじめ、造花かと見間違えるほど立派に咲き乱れる花々、リス、野うさぎ、蜂鳥などの小動物が文字通り生き生きしているのに比べ、人の姿はまばらで、しーんと静まり返った街路に、ビレッジ内の交通手段であるゴルフカートがたまに通り抜けるという、まさに天国にすごく近い「場」といった印象でした。




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メジャー・リーグ、パドレスの本拠地で、日本が初代王者に輝いた「ワールド・ベースボール・クラシックス(WBC)」の決勝戦の会場でもあったペトコ・パーク球場があるサンディエゴ観光をしました。西海岸最大の海軍基地で、港内には長いあいだ横須賀を拠点としていた日本とも因縁浅からぬ戦艦ミッドウェー号が観光スポットとして静かに余生を送っています。
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メジャー・リーグにも、海軍にもさして興味がないので、もっぱらタウンウォッチングをしました。アメリカの良き時代の面影を残すやや古くさい都会で(こちらにはそいうとこが興味の対象なのですが)、ガスランプが街路に立ち並ぶ(光源は電気ですが)ダウンタウンや、歴史的な建物や美術館のあるバルボア・パーク、メキシコ色一色のオールドタウンなどを散策しました。
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最後の2日はロスアンジェルス。
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かってチャップリンがハリウッドで撮影のあいだ居住していたという、ベニスビーチのど真ん中にあるキャデラック・ホテルが宿でした。ネットのサイトで文化財的な由緒とアールデコ・デザインを売り物にしていたので興味があって予約したのですが、行ってみたら、かってのロビーとおぼしきところはスーベニアショップに軒貸ししていて、家具調度すべて文化の香りとはほど遠い安手のホテルでちょっとがっかりでした。
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しかしロケーションは抜群で、ベニスビーチの賑わいやサンタモニカの夕日が窓枠で切り取った絵画のように一望でき、こちらは大満足でした。

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お店を始めたこともあり、ここでも日中は頭の栄養補給にもっぱらタウンウォッチング。おしゃれな店が立ち並ぶAbbot Kinney Bvd.や、サンタモニカに通ずるMain Streetや、かってカリフォルニア・クレイジーなどといわれたデザインなどを老脚にむち打って歩き回りました。(われわれの世代は海外旅行というと、悲しいくらい歩き回る習性が身に付いてしまっているのようなのです)
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今回のアメリカは(ほんの部分的ですが)、かってこちらがもっと若かったときに接したあの輝きとパワーを感じることはなく、サブプライム以降の経済打撃の大きさを実感しました。見た目では7割がた日本車が走り回る街は景観さえ変わってしまったと感じるほどの印象です。
こちらも歳をとったがアメリカも歳をとった。オバマさんの”Change”の一言がパワーをもったのもムベなるかなです。
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でも、サンタモニカの夕日はいまも美しい輝きを失ってはいませんでした。
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by love-all-life | 2009-07-05 17:08 | その他 | Comments(0)