ハチドリのひとしずく
朝、目がさめてまだフトンのなかでうつらうつらしているとき、頭をよぎるいろいろなことってありますよね。
これから始まる一日の心配ごとが多く、一旦動き出してしまえば何でもないようなことをグズグズと悩んだりします。
ときにはすごくいいことがありそうな予感に、勇気がわいてくるような気持ちになることもありますが、そういうことはめったにありません。
今朝は突然「ハチドリのひとしずく」という童話のことが頭から離れませんでした。心配ごとというのでも、うれしいというのでもなく、なぜかその想いに取り付かれてしまったのです。
もしかしたら昨夜招かれて行った、出版社の「児童出版文化賞」の授賞式の記憶が関係していたのかもしれません。しばらくは、なぜそんな想いにとりつかれたのだろうと考え込んだりもしました。
この童話、南米先住民に伝わる話に、マイケル・ニコル・ヤグラナスというカナダ先住民族のアーチストがデザインした、とても短くてとてもかわいらしい絵本ですが、内容は結構ズシリときます。
知っている人も多いと思いますが、まだの人にご紹介しましょう。
by love-all-life
| 2009-11-13 16:34
| 文芸・アート