HAND & SOUL

アメとムチ


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少しずつ増えてきた小鳥のさえずり、垣根越しの紅梅白梅・・・そこまで来ているのは分かっているのに冷たい雨に阻まれてぐずぐずしている春に、サッと扉を開けてやるような気持ちでカレンダーをめくります、3月。

去年の今頃は長年の夢だった、そして多分永遠に夢のままなんだろうなと思っていた、自分たちの作品を置く店の話が、友人の勉強小屋を譲り受けることで現実味を帯び、店の名前も「HAND & SOUL」にしますとブログで宣言してしまった以上もう後には戻れないとオロオロバタバタしていました。

グログを遡ってみると、去年の3月1日は厚木にあるアーリーアメリカンのアンティックショップで仕入れた西洋大鋸にペイントでHAND & SOULの手書の文字を入れて看板をつくっていました。
5月にオープンして、お店屋さんゴッコだ、道楽だと云われながら1年近くたちました。
つり銭の計算間違えをしたりリピーターの顔や名前が覚えられなかったりと依然としてオロオロバタバタは続いていますが、鎌倉の奥のこんな片隅のちっぽけな店にまで来てくれるお客さんには本当に感謝、感謝です。

生まれた店はいまだよちよち歩きとまでもいかないハイハイのレベルですが、ジイジ・バアバにとっては「達者でいろよ、頑張れよ」とけしかけるムチでありアメでもあります。
この店がなかったら楽ではあってもどんなにか退屈な暮らしをしていただろうと考えてみると、とてもかけがえのないもののように思えます。まるで可愛がっているうちに暮らしの隅々にまで影響を及ぼしやがては飼い主の生き方までも支配してしまう、ひょんなことから貰った子犬、そんな感じでしょうか。オシモの世話まで喜んでできるほどの境地までなれるまでまだまだ試練はつづくのでしょう。

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by love-all-life | 2010-03-01 19:32 | その他 | Comments(1)
Commented by remmikki at 2010-03-02 14:00 x
ほんとうに可愛いお店ですね。ジイジバアバにますます活力を与えれくださるお店になってますね。そのうちまた鎌倉へ行く機会に訪れたいお店です!