HAND & SOUL

初めてのワークショップ

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先日来店された女性4人組のお客さんからいきなり「こちらワークショップなんてやってないんですか?」と質問がきて、
H & S  「・・・? いや・・・私たちプロではないし、プロの技術なんてとても教えられませんし・・」
お客さん「木でつくったここにあるようなモノを自分でもつくってみたいと思うんですけど、つくり方教えていただくとかできないんでしょうか?」
H & S  「これでしたらわたしたちがつくったものですから、どうやってつくるかお話しすることはできないことはないですけど・・・」
お客さん「そういうワークショップやってみた〜い!」「わたしもやってみた〜い」「わたしも〜」
H & S  (・・・う〜ん、大きな工房があるわけではないし、道具の数も自分たちのものだけだし・・・)
H & S  「うちの庭でオープンスペースでよければできないことはないですけど・・・経験がないもので・・・道具は共有するということで、テストケースということでよければやってみましょうか」
お客さん「お願いしま〜す!」「!」「!」「!」
ということでHAND & SOUL初めての WORK-SHOPをやることになりました。

つくるものは「ポストカード・スタンドの額縁」です。送られて来るポストカードのなかには捨て難いものがあるし、ミュージアムショップなどで買ったお気に入りのカードなどポストカードって結構たまってしまうものです。それらの収納を兼ねたポストカードスタンドです。
その後別なお客さんにワークショップをやるんですよって話したら「私もやりいたい」という女性が2人増えて6人の生徒さんを相手のワークショップとなりました。
ホームセンターで材料や道具を買い足したり、資料の図面をつくったり、作業の段取りを確認するために1個サンプル作品を再度つくったりと、やや緊張気味に準備し、あとは梅雨どきの好天を望むばかりで当日を迎えました。

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当日は曇り、ちょっと青空も覗くまあまあの天候で胸を撫で下ろしたのもつかの間、講師役のジイジの説明や道具の使い方の練習などを終えて、イザ!これからというときなって雨が降り出しました。あわてて家の中に作業場を移したり、雨が上がったら、家の中は暗いからやっぱり外がいいねと再び仕事場を庭に移したり、接着剤の仮乾燥待ちをしたりなど、想定内の出来事とはいえ想像以上に時間をとられ、3時間の予定が完成までに結局6時間近くもかかってしまいました。
しかし全員ケガも失敗もなく見事に作品を仕上げました。大半の生徒さんが日頃から好きでモノづくりを経験しているということもあって先生としては生徒に恵まれたワークショップでありました。生徒の皆さんごお疲れさまでした。

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それにしても外見だけ見れば100円ショップで売っているものとさほどかわらない額縁ひとつをつくるのに人はなぜ6時間もこれほど夢中になれるのでしょうか?
自分の手が自分の意志どおりに機能しないもどかしさとそれを克服していく体感。一片の板が有為のものへと変身する不思議、それを成し遂げたのが自分であることの喜び、その喜びを分かち合える仲間の存在、これらすべてが「モノづくり」のなかにぎっしりと含まれているからなのでしょう。翻ってこれらの一切が欠落していることが100円ショップの安さの代償といえるのでしょうか。
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by love-all-life | 2010-07-05 14:10 | その他 | Comments(1)
Commented by inunome-nekonome at 2010-07-06 09:10
みなさん、ほんとうに楽しそうでいらっしゃいますね。
次回のワークショップ、心待ちにしております!