HAND & SOUL

夏休みのお勉強

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小学校3年の孫娘のE子の1学期の通信簿を見て家族一同「うーん」と唸ってしまいました。3段階評価の一番下の『もう少し努力しましょう』の覧に○がずらーっと並んでいたのです。
学校から帰るとカバンを玄関に置くや塾に行かない近所の子供を探しては夕方まで遊んでいるのですから当然の結果とはいえ、これじゃ学校に行っても面白くないだろうし・・・、現に学校から「E 子ちゃんがお腹が痛いといって保健室で休んでいるので迎えにきてください」と担任の先生からの呼び出しがかかったことも一再に止まりません。

「花や蝶を見て遊ぶのもいいが、学校嫌い勉強きらいになっちゃ困るね」ということになり、「よしッ、この夏休みはジイジがE子の勉強を見よう!」と宣言し、1日朝1時間半、元大学教授の個人家庭教師というちょっと贅沢な布陣を敷きました。(E子は少しもそう思っていないようですが。)
ということで迷惑顔をしているE子をいかにのせるかジイジにとってタフなチャレンジが続いていますが、それだけではなくこの時間ジイジにとっても結構なお勉強になるんです。


その1
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「じゃ次は『板』という字を書いてごらん」
「?」
「わかんない?板って何でできてる?」
「・・・木」
「そう!だったら左側は何扁?」
「キヘン?」
「そう。右側は?」
「?」
「わからないかな、反対のハンって言う字だよ。ソルとも読むんだよ」
と言ってハッと気づきました。そうか!木が反るから板なんだ。


その2
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読む力を身につけるための例文に『めだか(杉浦 宏)』という文章があります。めだかのような小さく弱い魚がどのように身を守る特殊な能力をもっているかを記した文です。
めだかが水面近くを泳ぐのは敵が少ないからであること、すばやく泳げること、底にもぐって水を濁らせて身を隠すこと、強い繁殖力で群れをなして敵の襲撃をかわすこと。まためだかは身体が小さいので何日も雨が降らなくても小さな水たまりでも、温度が40度くらいでも生き延びることができるし、大雨になって川から海まで押し流されても塩水にも耐えられやがて川へもどることができるというような内容です。
どうです、これだけでもちょっと博識になりますね。
生きるに厳しい環境にいる生物は繁殖力が強いし、生きるための知恵をいろいろ身につけている。逆に生きるために格別の苦労をしなくても長生きできる文明人は必然的に繁殖力が弱くなるということなのか。高齢化・少子社会は自然の摂理なのかと妙に納得したりしています。



参考酢料:小学国語 3・上 「ひろがる言葉」 教育出版
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by love-all-life | 2010-08-20 18:34 | 文芸・アート | Comments(0)