HAND & SOUL

HAND & SOUL<モノがたり> 68  水兵さんのアクセント・テーブル

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部屋の片隅に置いて、ちょっとものを乗せたり飾ったり、何も乗せなくてもそれだけでインテリアのアクセサリーとして空間づくりに一役かうアクセント・テーブル、ジイジの新作です。

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テーブルトップの絵柄は、古いピクトグラム(絵文字)の本で見つけた第一次世界大戦時代のアールデコ調の水兵さん(上カット)がお手本です。作者はドイツのゲルト・アルンツ(Gerd Arntz 1900〜1988)というグラフィック・デザイナーで、O・ノイラートとともにアイソタイプという絵文字を考案しました。


e0153357_17155843.jpg水兵さんの図柄をパソコンでテーブルトップ用にデザインを起こし、杉板を切り抜いて着色し張り合わせます。そういうジイジの作業をバアバは横目で少し蔑むように見ています。なぜならパソコンが使えないバアバは徹底したハンドメイド主義者だからです。






同じ人でないのだから当然ですが、HANDとSOULでモノづくりという点では一致していながら、ジイジとバアバでは多少流儀が異なります。バアバのモノづくりは気の赴くまま手の向くまま自由闊達で、悪く言えば行き当たりバッタリ型、ジイジは一応出来上がりまでの見通しをつけてからとりかかる慎重型。だからバアバはアーチストでジイジはデザイナーといった人がいますが、なるほどそうかもしれません。ジイジはバアバの融通無碍な作品の出来上がりに、これはオレにはできないと密かに舌を巻いていますし、バアバは収拾がつかなくなったときにの「神頼み」とジイジに仕上げを頼んだりします。まぁ、持ちつ持たれつの弥次喜多コンビといったところでしょう。

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さて、アクセント・テーブルですが、細かいところでの気遣いとしては、水兵の木片にはそれぞれサンダーをかけて角に丸味をつけ画面に柔らかみを出すと同時に境界の隙間などを目立たなくするという下心もあります。天板以外の部分はダークグレーと白を塗り重ねて上からサンダーでエイジングをかけた仕上げにし、脚には中間に飾り穴のついた棚を設けました。

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水兵さんのアクセント・テーブル(杉材)  320mm×320mm×680mm(H)   1台 ¥20,000
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by love-all-life | 2011-03-07 17:26 | 「モノ」がたり | Comments(0)