HAND & SOUL

HAND & SOUL「モノ」がたり 73 < & BOOKS >

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5月2週からHAND & SOULは開店日の金・土・日のうち金曜日を「& BOOKS」と称して本屋さんを兼業します。えッ、あのチッチャなお店に?とのご懸念は当然ですが、本当なんです。
店中央の平台と棚と入り口脇のポーチに本を並べるのです。この日は次男の連れ合いのナーヤこと村椿菜文が店を仕切ります。
ナーヤは文筆家、詩人、大工の女房、3児の母、そして本の虫なのです。彼女は本を書いたり、例えばバアバを取材して書いた「内藤三重子さんのこと」は細々とですがロングセラーです、仲間と同人誌を出版したり、定期的に読書会や詩のリーディングをやったり、本を読んだり、たくさんの友だちとおしゃべりをしたり、残りの時間で育児と亭主の世話をしたりします。その上今度は週一日で本屋の看板娘をすることになったのです。

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置いてある本は、ナーヤの著書、製本を個人でやっている友人とつくった手づくり同人誌Marguerite Press、彼女たちを「本」や「詩」の世界へと誘い啓発し、半月前に突然他界された詩人・アーチストの永井宏さんの著書・詩集、すてきと思うアーチストの図録、それに仲間の本の虫たちと話し合って「この本、ぜひ読んでほしいよね」と厳選した中古本などです。

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金曜日の朝、ナーヤ は車で段ボール箱2個ほどの本を持ち込み、ジイジは店のなかから必要なスペース分だけ作品をどけて、30分くらいでHAND & SOUL & BOOKSへと変身します。そして夕方になると映像の逆廻しみたいにもとのHAND & SOULに戻るのです。
ジイジはナーヤに「ちょっと狭すぎないかい」と言ったのですが、「このほうが、返って『是非!』って思うものだけに絞れるからいいの」という答えに、「うん、Less is Moreで大いによろしい」ということになりました。

かくして日本で一番小さい(多分)、ということは世界一小さい(多分)本屋さんが出現しました。
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by love-all-life | 2011-05-01 17:39 | 「モノ」がたり | Comments(2)
Commented by Kumi at 2011-05-02 14:36 x
今日自宅の坂ノ下から、大仏経由で、銭洗弁天まで1人でハイキングに行った帰りに、初めてお店によらせていただきました。鎌倉で大好きなお店の1つになりました!また寄らせていただきます!
Commented by love-all-life at 2011-05-02 23:24
Kumiさんへ
今日は通常ですとお店を開けていない日でしたが、たまたま遠方からの店を見たいという方のために開けておりました。
幸いお目にかかることができました。ありがとうございました。
またのご来店をお待ちしております。