HAND & SOUL

HAND & SOULの仲間達


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9月21日から「HAND & SOULの仲間達」展が長岡のギャラリーmu-anで開催されます。
ギャラリーmu-anは、ジイジ・バアバが長岡にいたときから親しくさせてただいた長岡の旧家・立見さんの迪子夫人がオーナーをしておられて、わたしたちも今までに何度か展示をさせていただいています。


e0153357_113169.jpg長岡は、その昔、長岡現代美術館という、国内で初めて「現代」と銘うった前衛的なアートの拠点があり、開館と同時にスタートした長岡現代美術館賞は、審査を公開で行うなど大胆な試みをして注目を浴び、受賞者からは、その後の日本の現代アートを牽引する多くの人材が巣立っていきました。(1964〜1968)
その評判を聞いたニューヨークの近代美術館の館長が来館し、その取組みに眼を見張ったそうです。
新幹線も関越自動車道路もできる以前の、東京からみれば日本列島の裏側の米どころに、日本で最も先端的なモダンアートの拠点があったという時機があったのです。
いまでは長岡の市内には、新潟の県立近代美術館や歴史博物館、長岡造形大学など地域の文化を担う立派な施設がありますが、長岡で暮らしていると、街で美術や文化に関心を寄せる人たちには、近代化する街とは別に、長岡現代美術館が「あったこと」、「やったこと」の思い出が遺伝子のように住み着いていて、それぞれの方の地域への誇りや日常の活力の源泉になっていることを感じるときがしばしばです。

ギャラリーmu-anもそのような街の文化の拠点の典型といえます。迪子さんのご主人の順一さんは代々長岡で開業医をされている生粋の長岡ッ子で、人口18万の旧長岡のことを、まるで180人の村の話をするように語ります。
ご自身も作家である迪子さんの周りには越後の大藩・長岡の文化の余韻が漂っていて、アートや文化を愛する人に開かれたサークルとなっていて、さらにそれに魅かれた若者たちが集うというかたちで人の絆が広がっています。実はジイジ・バアバも密に寄せられる蜂のように迪子ネットワークの一端に連なっているというわけなのです。

今回の「HAND & SOULの仲間達」は、ジイジ・バアバが長岡時代にmu-anを通じて仲間になった方、その後のHAND & SOULの仕事に共感してくれた方たちを迪子さんが束ねてくれたものです。若い作家さんや、ライフスタイルが通じ合う方々ばかりのグループ展というカタチです。
いま鎌倉に帰って、老後の生きがいと思って細々モノづくりを続けているジイジ・バアバにとって、この企画のお誘いは、「まだ、ボケさせないよ」という叱咤激励のエールであり、「若い人たちと一緒にいると元気が出るよ」という親心でもあると受け止めました。この展覧会がmu-anの設立4周年の催事であることも、ありがたく感謝しています。
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by love-all-life | 2011-09-13 11:09 | 文芸・アート | Comments(0)