HAND & SOUL

HAND & SOUL「モノ」がたり 101 <店の傘立て>

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HAND & SOULの店内の狭さが尋常でないことは何度も述べていますが、雨の日にはその狭さがいっそう際立ちます。そこで当然のことがらお客さんが傘を店内に持ち込まないように傘立てが必要となります。

たまたま海岸で拾った漁具の一種らしい木箱を持ち帰って店頭に置いて傘立てとして使ってきました。相当長い年月雨ざらし波ざらしになっていたらしく、古過ぎて箱そのものが崩れはじめ、「いい味」を通り越して「あわれ」な姿になってしまい、お客さんのなかには「私のすてきな傘をこんなキタナい箱に立てるのはイヤ」とばかりに傘立ての横に傘をおいて入ってくる人もいて、もはやこれまでと古い傘立てを廃棄することにしました。

といって市販のもので気にいったものが見つからず、店内の他の棚や什器同様自前でつくることにしました。野地板という安い杉板(巾180mm×長さ1800mm )1枚からの板取りでできる設計にしたのですが、できてみると、なんだか旅館の行灯のような和風の趣になってしまいました。そこで傘や雨粒のパターンを取り入れたり、仕上げのペイントのエイジング効果に頼ってどうにかHAND & SOUL風傘立てになったかなと思っているのですが、これでも「キタナいわネ」というお客さんがいるかもしれません。

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size:230mm×210mm×360mm(h)
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by love-all-life | 2012-12-26 16:34 | 「モノ」がたり | Comments(1)
Commented by remmikki at 2012-12-28 07:32 x
Hand & Soulらしい素敵な素朴な傘立てですね。