HAND & SOUL

あめあめ ふれふれ

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関東地方も梅雨入りしたとの報道通り昨日から間断なく雨が降っています。
一両日前から、テレビでは四万十川の濁流の様子や、各地の降りしきる雨の映像を報じながら、大雨による被害への警戒を呼びかけています。
今朝は起き抜けの8時ころ電話が鳴って、孫の中学校での今日の行事が中止になったとの連絡電話が入り、鎌倉市の町内放送のスピーカーが大雨警戒警報を告げています。
これだけ雨への警戒を促されれば誰だって家に閉じこもっているだろうと、いつも長時間待たされる皮膚科医院へ今日こそは空いていると見込んで出かけることにました。
傘、ゴム靴、ジャンパーに身を固め外へ出てみると、雨は降っているものの、「何これ? 雨って、こういうものじゃないの」という程度の小降りでやや拍子抜けです。
往来を歩いている人はいつもより少ないものの、空いていると見込んだ医院の待合室は人で溢れ3時間も待たされてしまいました。

待たされている間つらつら思ったことは「ちょっと脅かし過ぎだな」という感慨でした。
世の中なにごとも「安全第一」で、「危険は遠ざけるもの」になりすぎているのではないかと感じるのです。過保護には「落とし穴」があるような気がしてなりません。
度重なる自然災害から得た教訓としての防災意識の喚起は大切であることに異を唱えるつもりはありません。
しかし今朝の体験から、危険排除がいき過ぎると、この世の自然現象を、危険なもの避けるべきリスクととらえる子供たちが育ってしまうことになりはしないかと心配です。
自然への「親しみ」と、自然への「警戒」のバランスが大切なのではないでしょうか。
まず「親しみ」があって、その経験のなかから「警戒」も身につけるという流れであって欲しいと思うのです。まず「警戒」ありきでは、決して自然に「親しむ」子どもは現れてこないのではないかと危惧するのです。
家の中で窓ガラス越しに雨を恨めしく思ったり、怖いと感じる子どもばかりになるのは悲しいことです。

あめあめ ふれふれ  かあさんが
じゃのめで おむかい うれしいな
ピッチピッチ チャップチャップ
ランランラン


かえるのうたが
きこえてくるよ
クヮ クヮ クヮ クヮ
ケロ ケロ ケロ ケロ
クヮクヮクヮ

近頃の児童の教科書にこのような唱歌を見いだすことはありません。
自然を歌い、自然を描き、自然を嗅ぎ、自然に直に触れることで、自然の多面性を身体で覚えていく、その過程で健全な防災意識も身につくと思うのです。










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by LOVE-ALL-LIFE | 2014-06-07 18:32 | 時事・社会 | Comments(0)