HAND & SOUL

何でバンザイ?

e0153357_23032853.jpg











国会の「バンザイ!バンザイ!」を、何がそんなにおめでたいのかと白んでしまうのは、余計者世代のひがみでしょうか。
選挙に勝ってのバンザイならわかりますが、片方は議席数を減らすことがほぼ確実、もう一方は準備不足でよろよろバラバラでのバンザイとは。
議員たちは、これは首相が決めたことだから、首相は国民に決めてもらうためだからと、責任転嫁のかけ声とも思えるし、それとも700億円の国費を使うための威勢づけのバンザイかしら?

首相は、今度の選挙は「アベノミックス解散」だと見栄をきっています。要は金、金、金です。
お金のことしか言わない政治家、お金のことを言っておけば投票すると高を括られている国民。
なんだか悲しくなる関係です。

そこでフッと思い出したのは、いつか見たテレビの旅番組です。
各地の名所をたんに褒めちぎるというのではなく、レポーターが異国の街をぶらぶら歩きながら、ちょっと面白い店を見つけては寄ってみたり、通りすがりの住人に気軽に声をかけたりといった、近頃はやりのスタイルです。

それはアメリカのワシントンDCを訪れるものでした。
ワシントンDCは行ったことがありませんが、ま、すべてが整然としていて、アメリカ国旗がいたるところにチラチラしているようなイメージしかもっていないので、行けなかったことをあまり残念とも思ったことはありません。その番組でも、行っておけば良かったと思わせることもなく経過し、旅の最後はお定まりのホワイトハウスでした。
レポーターがホワイトハウスに近づいていくと、広い敷地を取り巻く鉄のフェンスのまわりに家族連れの観光客が取り付いて中を覗いています。

e0153357_23040114.jpg











レポーターが一組のファミリーに近づいて、10歳に満たないと思われる女の子に声をかけます。

レポーター:「ホワイトハウスをどう思う?」

女の子:「とても白いわ。うーん、お庭の花がきれい・・・。ちょっと古い感じ。」

レポーター:「将来ここで仕事をしてみたい?」

女の子:「・・・ここの人たちがわたしのために仕事をするのよ。」

一瞬周囲が笑いに包まれましたが、う〜ん、この歳にしてこの発言。参ったとはこのことでしょう。
民主主義の先輩アメリカの底力をかいま見た気がしました。

さて、選挙となると「みなさんが主役」と持ち上げられながら、「どこが主役?」の結果を押し付けられきた有権者がバンザイができるのはいつのことやら・・・。
「どんな国民もその民度に見合った指導者しか持ち得ない」というジレンマから脱するにはどうすればいいか、あの少女に聞いてみたいものです。











[PR]
by LOVE-ALL-LIFE | 2014-11-23 23:16 | 時事・社会 | Comments(0)