HAND & SOUL

2012年 05月 09日 ( 1 )

カラスはどれほど可愛いか 3

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1年ほど前「カラスはどれほど可愛いか」というタイトルで2度ほどブログを書いて、近くに生息する夫婦(と思います)のカラスの観察日誌のようなものをやってみようと思い立ちました。それは四六時中うちの界隈を徘徊している彼らを不愉快なヤツと決めつけないで、同郷の友として彼らの美点を探ってみよう、できれば仲良くできないだろうかと考えたからでした。
ところが彼らとのコンタクトの手始めに餌付けをしようと思っていた矢先、同居の長男の嫁のTが食事の余ったパンなどを与え始めたのです。それでこちらの餌付けは機先を制せられてしまい、観察といってもTが食べ残しを与えるのを横目、すがめで眺める感じになって、そうなるととどうしても彼らの美点より欠点のほうが目につくということになってしまい、「カラスはどれほど可愛いか」のネタになるような発見がなくて1年経ってしまいました。


さて、この季節になると、気持よく晴れた日には庭で朝食をとることがよくあります。キッチンで用意した食事をお盆で庭のテーブルに運ぶのですが、気をつけていないとテーブルを離れた瞬間にカラスに食物をさらっていかれるのです。いつも誰かはテーブルにいるか、新聞紙などを被せておくようにこちらも注意する習慣が身に付いています。
しかし今朝はうかつでした。食事を終えて食べ終わったものを下げて家に入って10分ほどして再び庭に出てみたら、辺り一面に白い紙片が散らばっています。カラスが片付け忘れたティシュボックスからティシュを一枚一枚取り出してはまき散らしたのです。

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以前にも何回か同じことをされています。最初はカラスが食べ物と間違えて中味を食べようとしてティシュを摘みだしたのだと思いました。なんだカラスが賢いといってもやはりその程度の知恵しか持ち合わせていないのかと思ったものでした。
しかしこれが何回もくり返されるとなると話が違ってきます。彼らはティシュボックスのなかが何かすでに知っているはずです。では何故?  面白がっての遊び心からか、悪意のあるイタズラかどちらかでしょう。どうも後者のように思えます。
エサはくれないのに自分たちだけこれ見よがしに庭先で食事をとるイマイマしい老夫婦への仕返しに違いありません。
そうか相手がその気ならこちらの意識も変えざるを得ない。もう「カラスはどれほど可愛いか」などというタイトルは返上して「カラスはどれほど悪賢いか」にしようか。いやそんなにムキになったら自らをカラスのレベルに身を貶めることになってしまうと反省するなど、心が揺れる一日になりました。
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by love-all-life | 2012-05-09 11:20 | カラス | Comments(0)