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HAND & SOUL

カマクラある記 5

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6時起床、快晴。
早朝の冷気と、庭に仰向けになって転がっているアブラ蝉の姿に、ヤヤッ、やっと夏が来たと思っていたら、もう秋かよと、なんだか訳もなくあせりました。

散歩。
いつもの海岸へのコースですが、今日はビジュアル・ハンティングの獲物を和風の門構えと、道すがらの草花に絞りましょう。


HAND & SOULから海岸までは、住宅地→市街地→住宅地→海岸と、旧市街を南下することになります。

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家並みの間を車がやっとの細い道をくねくねと歩くのですが、純和風の古い門構えが結構残っていて、その多くがしっかりと手入れされている立派な現役です。鎌倉らしさのひとつの側面でしょう。

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もちろん大部分の家は洋風、プレファブ住宅、商家などですが、それぞれがどこかしらにこだわりを感じさせる部分をもっていて、散歩者の目からは、それは表札だったり、門灯だったり、玄関や垣根の植込みだったりします。

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夏場は春に比べて花の種類はやや少なめですが、それでも道ばたの玄関先の鉢や植え込み、垣根の上から顔を出す花々、生垣にからむつる花など、その気になって見ると種類も表情もとても多様です。

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ガーデニングの成果を誇っているようなお宅もありますが、多くは家主とあまり関係なく草花が勝手に枝やつるを延ばし花をつけているように見えます。でもそれも自然の趣を大切にという計算づくなんでしょう。

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もっと花の名前や生態に詳しかったらなぁという思いと、いや、きれいなものを素直にきれいと感じればそれでいいじゃないかという開き直りが交錯しながら、てくてくと歩きます。

由比ケ浜海岸で折り返し、若宮大路を廻って帰宅。7,833歩、でした。
by love-all-life | 2009-08-17 20:51 | カマクラある記